久しぶりのお出かけは、会社の人と東伊豆、稲取での自転車レース。オフロードコース、マウンテンバイクでのレースとなる。
会社の人に誘われて、一昨年に続いての参加。上司とかだいぶ先輩になるような人たちだが、まったく気を使わずに一緒に遊べて結構楽しい。
レースは3人1チームでのリレーになる。グループ全体で3チーム、我々の課で1チーム作る予定だったが、サボりが出たのでチーム替え。のんびりチームと選抜チームの2チーム参加となった。僕は急ぐほう。
一周目:たかが5km、余裕だろと思っていたが、大変きつかった。
芝、砂利といった悪路を走るのだが、今日はかなりぬかるんでいる。コース選択をあやまると、登り坂ではタイヤがスリップし、こいだ1/10くらいしかすすまなくなる。
僕は1番手、スタート時は団子状態だ。前に遅い人はいるし、後ろに早い人はいる。狭い道で追いぬき追い越され、大変走りにくい。
一周走ったらだいぶ休憩できるので頑張ったら、だいぶ早いタイムで帰ってこれたらしい。僕は他のメンバーに比べてだいぶ若いので当然ではある。
二周目:気持ち良く走った。コースも一度走ってなんとなく分かったし、差がついたのでスペースが多い。 追いぬくばかりで追いぬかれることはない。(もっと早い人はもっと前にいる)
三周目:スピード出しすぎてすっころんだ。下り坂に続くカーブを曲がりきれなかった。その代わり、転んでいる間に息を整えて、最後のきつい登り坂は自転車から降りずに登りきれた。
最終的に我々のチームは8周で大体2時間ちょうど。1周5kmなので、平均20km/hペース。なかなかのものだと思っていたが、結果は15位くらいだったらしい。なかなかのものだ。
レース後の温泉は、赤沢日帰り温泉館。数年前にできた、近年の需要のほとんどを高いレベルで満たした、儲かっていそうな新しい温泉。
素晴らしい眺望、清潔な施設、屋上の広い露天風呂、ゆったりくつろげる休憩室、無料貸し出しタオルを備えている。傾いた湯舟の縁(座りたいのに座れない)と値段の高さ(1600円)を除けば、誰にとっても満足のいくものだろう。
と思ったらもう一つ不満。お風呂に備えつけの、化粧品メーカーの強力な石鹸類は、僕の繊細な肌を容赦なく消毒する。全身の肌がかゆくなった。肌が弱い人は気を付けたほうが良い。
伊豆はまぎれもなく良い漁場である。港町も多い。が、どこでも地元のうまい魚を食べられるかというと、そうでもない気がする。多分、近場の海からの流通経路から遠いお店ってけっこうあると思う。海の側だからということでウニ丼、イクラ丼を頼む人は多いと思うが、ウニやイクラは普通に考えれば北の海から東京を経由して運んできたものだから(沼津港経由かもしれないが)、獲れたての幸にはならない。
今回、僕の勘を信じて入ったお店は、国道から城ヶ崎海岸へ向かう県道に入ったところにある小さなお店。「松」という名だったと思う。
狙いどおり、日替わりの手がきメニュー。アジとマグロ以外の魚のバリエーション。僕の好きなかわはぎ。
サービスで出してくれる気の利いた小皿。久しぶりにうまい魚を食べた。
運動後、温泉出た後のおいしい魚、こうなるとビール、日本酒が欲しくなる。が、車を運転しなくてはいけない。非人道的我慢を強いられる。世の中の人は、この矛盾をどう解決しているのだろう。
現在制作中の赤道儀。今日は完成させるつもりだったが、あと一歩のところで及ばず。いくつかの工程では心配していたほど難しくはなかったが、アルミをクリームはんだで固定するところで苦しんだ。
強度とパワーが足りているかが心配。
あとねじ穴ひとつ開ければとりあえずは完成だが、他にもいくつか修正すべき点も見つかった。
梅雨明けまでには何とか動くか。
僕の部屋は現在、作業場、食卓、睡眠スペース、洗濯物の山、マンガや雑誌の山がシームレスにつながっている。切り屑は散乱し、工具は乱雑に配置され、正体不明の書類がその間のスペースをカバーする。
部品を無くしたくない、あるいは時間が無いという理由で、完成するまで掃除したくない。(ちゃんと整理したほうが効率的なのだろうが)
制作が楽しいから、あるいは一気にやってしまわないと不可能だから完成を急いでいるというのも本当だが、ちゃんと生活をしたいからという理由でも早く作り上げてしまいたい。
W杯決勝、見逃してしまった。目ざましかけ損ねた。というより、時間を間違えていた。3時キックオフというならば、あのまま起きていれば良かった。
次は4年後か。長いようだがきっとあっという間だ。32歳か。何やっているんだろうな。代表に選ばれていることは、ないだろうな。