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2006/6/24-25(土・日)


秋葉原で購入。とりあえず並べてみた。

何となくの方針は分かっている。でも実際に初めてそれを作るとなると、実に様々なところでつまづく。 つまづきはするが、あっちゃこっちゃ調べていくうちになんとなく解決策が見えてくる。

何を作っているかというと、星の写真を撮るための道具。地球は回っているので長時間露光をしていると星は動いてしまう。点像に写すには、地球の回転を止めれば良い。あるいは、カメラを地球の逆回転させて、星に対してカメラが動かないようにすれば良い。地球の回転を止めるのは大変なので普通はカメラをまわす。

要するに24時間時計の短針と同じ物を作っている。あとは回転軸を地球の回転軸と平行にすれば、カメラに対する星の動きを止めることが出来る。

そういうものは赤道儀と呼ばれ、市販品も多い。が、山登りに持っていくには重いものが多い。
僕はせっかく小型モータの専門家になったのだから、自分の要求に合わせたものを自分の力で作れるんじゃないだろうか。ポータブル赤道儀、マニアの間ではポタ赤と呼ばれているものである。梅雨の間に作れたら最高だ。

休日とはいえ、やっている作業も作っているものも、普段仕事でやっていることと大差ない。
細かい違いはあって、まず残業代も休日手当もでない代わりに、部品代は自腹で払わなければならないこと。
その代わりに自分の好き勝手できること。いや、仕事でも好き勝手やっているな。仕事じゃないので、失敗しても責任なく作れること。

あともう一つ、会社のリソースが使えないこと。これが本当に大きな差だ。
会社で作っているときは、図面さえ描いてしまえばあとはどっかの職人さんが素晴らしい精度で描いた通りに作ってくれる。どんな部品でも作ってもらえる。でも自分で作っているときは、秋葉原、東急ハンズ、100円ショップあたりで手に入るもので何とかしなくちゃいけない。いつもは何も考えずに使える常套手段を実現するのに、あれこれ工夫しなくちゃいけない。あたりまえに使っている工具や測定機が、家では使えない。

しかしここのところの部品屋巡りの結果、手に入るものと自分で出来る加工法で、完成までの道のりが見えてきた。まだいくつかはっきりしない部分もあるが、何とかなるんじゃないかと思う。

2006/6/27(火)

夏はもうそこまで来ている。具体的には400kmくらい南にまで、ベヨネーズ列岩のあたりは、もう太平洋高気圧の支配下だ。

とはいえ、内地はまだ梅雨の季節。朝起きると雨が降っていたので電車に乗って会社へ行った。
そしたらすぐに止んでやがる。しまった。二日連続の選択ミスだ。2往復で840円、1日分くらいの食費にはなる。電車通勤は本が読めるとは言っても、人間のカタマリに圧迫されながらの読書。ページをめくるのも一苦労だ。絶対に自転車10kmこぐほうが楽だ。明日は多少パラついてもチャリで行こう。

今日のご飯は夏らしく。鶏の挽肉と野菜を微塵ぎりにしたものを、島唐辛子やらカレー粉やら塩コショウやらで味付け。トマトにはバジルふりかけて、スープも割とおいしくいった。

2006/6/29(木)

会社行ってはんだ付けして、家帰ってはんだ付けする。その合間に洗濯して料理して飯食って風呂入らなくちゃいけないのだからなかなか忙しい。
さらにワールドカップまでみなくちゃいけない、と思ったら試合は明日だった。せっかくこの時間に合わせてごはん作ったのに。

2006/6/30(金)

ドイツーアルゼンチン戦。試合前の整列からごはんを作り始め、前半10分で出来上がり。


素晴らしい試合だった。世界有数の技能を持った選手たちが、意地とプライドを持って最後まで戦いあった。先制されようが、追いつかれようが、怪我しようが、最後の瞬間まで勝利を信じて、どちらもチーム全体で一つになって戦っていた。これこそが大舞台にふさわしい勝負だ。

我々の代表にも、こういう姿を見せて欲しかった。こういう、見るものに力を与える試合をやってほしかった。技術や体格で負けるのはしかたが無いが、気持ちやチームとしての完成度で負けてしまったのは残念だ。

地元チームが残るのは良いことなのだろうけど、アルゼンチンの魅力的なサッカーが大会から消えてしまったのは残念。しかし当事者たちはもっと悔しいだろうな。何年も前から準備して、あれだけのレベルまで作り上げていったものが、PKひとつで無に帰してしまうのだから。4年後には、まったく別のチームになり、もうこのチームでの夢を見ることは出来ないのだからはかないもんだ。

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