「仕事が終わってから料理作るのって大変じゃない?」とよく問われるが、そうでもない。帰宅後すぐさま調理というサイクルができているので、疲れたと思う前に作ってしまう。
実際に料理を面倒だと感じるのは、何もしないでごろごろしている日のほうだ。しかし今日は釣ってきた魚があるのだから、がんばるとするか。
メバルといえば煮つけ。100円ショップで買ってきたうどんつゆで煮る。
肉厚で上品な味。ワサビを入れたらおいしかった。
ごんずいはまぁ普通の味だったが、身離れが悪い。子骨もあって食べにくい。白身でグニョグニョしていた。特に無理して食べるほどでもないと思うが、でかいの釣れちゃったらもう一度試してみるか。
主人公がスペースデブリ(宇宙のゴミ。人工衛生の残骸などのことで、ときどき流れ星になるやつ。)の掃除人という設定から予想できるように、ものすごく設定がちゃんとしたマンガ。古本屋で全4巻購入。
でも世界感とか設定というよりも、いい物語読んだなぁ、という方がずっと重要だ。
なんだか設定にばかり凝ってしまって、その虚構を生かしたがっているようなSF作品って多いが、このお話は、大雑把に言ってしまえば「人間生きていくのけっこう大変だけど、ものすごい力をだすことができる」というか、「この宇宙は美しい」というか、そういう作者の気持ちが伝わってくる。自分の夢に向かってわがままに独善的に生きていく、頑固な登場人物たちが素晴らしい。
その物語の舞台が近未来であって、ガンダムとかパトレイバーのように、もしかしたらもうすぐ世界はこうところをかなるのかな、というところを感じさせる。