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2006/2/4(土)

先週は沖縄でクジラを見たが、今週は雪山へ行く。まったく、良い生活だ。
もうすぐベトナムへ長期出向になる高校の友達とクラスメート、+αとのスノーシューツアーを企画した。
・流行音楽の届かない、ゲレンデの外にも世界が広がっていることを示す
・登坂道具としてのスノーシューの能力を体験してみる
というコンセプトである。
北軽井沢のYHに宿泊し、そこで主催しているツアーで浅間山周辺の山へ行く。

横浜で数人拾い、第3京浜→環八→中央道→圏央道と経由して関越へ。やや遠回りだが、環八の渋滞はあまり受けないで済む。 高坂PAで練馬方面からの二人と合流、昼食をとった後も、まだ時間に余裕がある。小諸の温泉施設「御牧の湯」にて、長々とおしゃべりしながらの長湯。安くて気持ちの良い露天風呂だった。

目指す浅間山周辺は、上信国境、太平洋側と日本海側を区切る中央山脈の一角である。が、このあたりはかなり太平洋側に回り込んできていて、それほど積雪はない。年間を通して、降水量は少ないらしい。
今日の天気は日本海側は雪、太平洋側は晴。確かにこの山のもう一つ向こうは雲に囲まれている。その雲がちぎれて時折こちらに流れてくることもあるが、頭上の空は青い。天気の変わり目が目視できる。

車道に雪はあまりない。さすがに浅間山の側までくると雪に覆われるが、踏み固められているし砂も撒かれている。ノーマルタイヤでも問題なく走れた。国道から一本県道へ入っていっても状況はあまりかわらず、YHの目の前までこれた。が、残り数m、駐車場までの道で進まなくなる。右往左往しているうちに近隣の別荘にいたおじさんが見かねて助けてくれ、結局チェーンは使わずに到達。ありがとうございました。


浅間山。買い物の途中に見た勇姿。

凄いぞ。すごくおいしいぞ。
メニュー自体は少し背伸びをすれば家庭料理として作れるものだろう。が、同じ料理を僕が作ってもこんなにおいしく作れない。こんなにきれいに盛り付けるのはもっとできない。どうやったら鶏肉をこんなに柔らかくできるのだろう。

確かにユースホステルは安宿の代名詞である。が、その内実は単に安い宿ばかりでなく、安いうえに上質なものもあるという良い例だ。安い割においしい、というようなレベルではない。単純においしく、単純に嬉しい。「幸福と腹の張り具合は単純な比例関係ではないものの、明確に関係している」などと話しながら食した。


デザートまで!ヨーロッパの気の利いた宿にでもいるかのよう。


雪原で星を見る。流れ星が2個、3個。

2006/2/5(日)

今日も良い天気だった。またまた天気を決める神様にえこひいきされたみたいで、ありがたい。

おいしい朝ごはんで一日が始まる。今日はスノーシュー。ユースホステルの主催するツアーに参加する。
フィールドは湯の丸山。ユースからは車で30分くらい、展望の良さと手頃な規模で、僕の望みどおりだ。 希望なら送迎もしてくれるという。それならばわざわざ雪道を運転することも無い。お願いする。

スキー場の脇からコースは始まる。参加者は我々6人に家族連れ3人、ユースのオーナーとヘルパーらしき人、合計11人。オーナーとヘルパーらしき人は山岳部の出身らしく、先輩後輩だか同僚だかに見うけられる。

森の説明、鳥の解説などを聞きながら、ちょっとずつ登る。これは自分たちだけで登るよりも良かったかもしれない。僕に聞かれたって針葉樹は針葉樹、コトリは小鳥、という程度の説明しかできないからな。

頂上が近づく。雲が晴れていく。景色が変わる。
「素晴らしいの上は何て言えば良いの?」と聞かれる。
何て言えば良いのだろう。確かにこの状態を「素晴らしい」と一言で表して良いものか。ありきたりでない光景は、ありきたりな形容詞で表したくはない。が、やっぱりこの状態を一言で言い表せる言葉は見つからない。


雪に抱かれて寝る。

スノーシューの能力はどんなものだろう。多分それは雪質によってかなり変わるのではないかと思う。 踏み固められていれば、普通の登山靴で歩いてもそれほど変わりはない。 今日の状況では、多分スノーシューなくても登れそうだった。が、やっぱり履いたほうが楽だ。なかなか良く出来た道具で、履いていてもあまり違和感が無く、普通の道を歩くように歩けてしまう。まだ誰も踏んでいないところを歩くと、ポフポフいいながら、ふわふわとした感覚が心地いい。スキーなどと違い基本的には普通の山登りなのだが、ただ歩くだけともちょっと違う。
参加者には9歳の女の子も含まれている。天気も良く、ガイドもいるとはいえ、そんな子でも厳冬季の分水嶺に立てるのはスノーシューの機動力のおかげかもしれない。

頂上直下でビール。これが絶対的に正しい。チョコレートをつまみにするのが意外とおいしいことが分かった。
視界の全領域にわたって、、上も下も左も右も、隅から隅まで広がる景色。確かに幸せはお腹の張り具合だけに依存しているわけではない。
そして頂上へ。ここで始めて見える反対側の景色。北アルプス方面の雲も切れかけている。 風も稜線にしては穏やかで、けっこう長居できた。


眼下へ向かってズンズン進め。この解像度だと点になるくらいまで。

下山。山を下るのは面白い。足を出せば前に進む。走りまわって転げまわる。転んでもぶったおれても、雪がやさしく受けとめてくれるので何一つ不安はない。


下るのはあっという間。雪原に殴り書きのように描いた自分たちの踏み跡を見上げる。

ユースに戻ってお茶。心地よい疲労感。

北軽井沢ブルーベリーYGH

途中で温泉入るつもりが、妙義山の格好よさに見とれていて通り過ぎてしまった。
おぎのやで釜飯を食べるというのも工夫がないが、確かにうまいことはうまいから、ま、良かろう。味噌汁が特にうまかった。

2006/2/7(火)

三好がうろうろしていたので一緒に飯作った。

2006/2/9(木)

1週間ほど前に思いついた特許のアイデア。結構いいと思っていたのだが、上司によって出されていた。3年ほど前に。ちょっと悔しい。

2006/2/10(金)

  • あんこう鍋@月島

職場の同僚たちと。

あんこう鍋というと、グニャグニャした食感の白身魚を想像していたが、ここのあんこう鍋は魚というよりもむしろあんこうの肝をたっぷり使った鍋、というものだった。でかい鍋を、あん肝で蓋のように完全に覆って鍋にするわけだから、おいしくない訳が無い。これで煮てしまえばはくさいでも何でも、えらいことになってしまう。熱燗が似合う。

刺し身も旨い。マグロ、ブリ、うに、しゃこ、といった分かりやすい魚ばかりだが、きっと冷たい海の、脂が乗ったやつらだ。築地のそばだから、良い魚が手に入りやすいのだろう。

店は月島のもんじゃストリートの路地を入ったところにある、「ほていさん」というお店。下町で昔からやっていたのだろうなという、好ましい雰囲気。リーズナブルな料金ではないが、満足感はある。

2次会は銀座のカラオケボックス。2時間前後で一人3500円もするのは高いと思う。

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