3周連続で野外へ出ていない週末。
ひたすら読書を続け、礼服を買えという両親の薦めを退けられずに散財してしまうだけで終わらせるのは退屈なので、せめて料理でも作る。
実家の台所は寮とは違い、強力なガスコンロがあるのが魅力だ。そうなると炒め物が楽しい。
まじめに作って両親に食べさせるのは始めてなので、無難なものを作ったほうが適切なのかもしれないが、ちょっと挑戦的にブリの切り身を使った中華を作った。どうせ暇だし、ちょっと手間をかけて。
1.ブリの切り身を一口大に切り、コショウ、オイスターソース、ナツメグで下味を付けたものに片栗粉をまぶす。それをさっと揚げる。
2.チンゲンサイ、その他野菜をにんにく、しょうがとともに炒める。そこに1.で揚げたブリを混ぜる。
中華鍋振るのは快感。
3.味付け。酒と醤油と酢とオイスターソースを混ぜる。それを中華鍋にぶち込めばできあがり。片栗粉でとろみをつけると良好。
多少未知の領域を残しながら作ったが、最終的にイメージどおりのものが作れて満足。両親からは「味付けが良い」との言葉を頂いたが、むしろ僕はどの素材をどう使って、どんなメニューにするかという構成力のほうを高く買っている。
積もりたての雪を、ぎゅ、ぎゅっ、と歩くのは気持ちいい。たとえ都会の団地の中だとしても。
こうなると早く山登りに行きたくなる。信頼できる道具で身を包んで。単純な美しさの中へ。不安と期待の自問自答を繰り返しながら、まだ自分の知らない処女雪に一歩ずつ足あとをつけて行きたい。
丹沢もきっときれいに雪の中だろうが、来週も再来週も既に計画がある。だいぶ先になる。
毎週毎週旅行が続いてしまうと、次から次へと手配することに追われ、それぞれの冒険に期待する時間がなくなってモチベーションがさがってしまうこともある。この3週間は次の計画を考えるという意味では良かったかもしれない。いくつか構想もできてきた。期待していた榛名湖のわかさぎ釣りは今週末から解禁されたみたいだ。今年も何だか調子悪そうなので、今日行かなければ素人には無理だろうな。
友達が鍋の残りで作ったおじやらしきものを作りすぎている。おこげ料理を作ろうと思ったが変更。お裾分けしてもらった
完全無欠に残りもの料理。
僕は毎日一合弱のごはんをコッフェル(登山用の鍋)で炊いている。炊きたてのご飯をほぼ毎日食べきっている。が、いつだったか多少残したものが冷凍庫に残っている。とてもまずそうなのだが、手遅れにならないうちになんとかしなくては。
一部は電子レンジで暖めたものをそのまま食べ、それでもひからびたままになっている部分は鍋に放り込む。
やっぱりおいしくない。危ない味やにおいはないが、冷凍庫の香りをたっぷり吸収している。食感も最悪。完全に弾力や粘性を失い、冷凍されたときの硬度のまま暖まっているだけ。水と米が分離している。
多分一ヶ月くらい前のやつだと思うが、さっさと食べるべきである。
一方の残りもの鍋。何のコンセプトもなく、何も考えず、残った食材を放り込んで煮るだけ。 こちらは多少古くなった野菜入れたって、ちゃんとおいしくなる。懐の深い、度量の大きな料理である。
以前酒びたしにしてしまったIXY。乾燥させて電池いれかえると、起動するようにはなった。が、ピントが合わない。光学系にまで入り込んだのか、駆動部がいかれたか、とにかくこれでは使えない。
ヨドバシカメラに持っていくと、「この状態で修理に出しても、カバー以外はほぼ全部交換になり、高額のため修理不能となって戻ってくることが多いです」とのこと。そりゃそうだろうな。
しかし防水ケースやCFカードのことを考えると、新品を買い直すよりも旧タイプの方が良い。
100万画素減ってIXY400をヤフオクで落札した。1万5千円。たくさん出まわっていて、お手頃感がある。400万画素くらいのほうが丁度良い。
このモデルは、僕が工場で働いていたときに組み立てていたやつなので、僕が調整した可能性も0ではない。そしたらまた壊れるかな。