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2005/04/16(土)

会社の人に誘われて自転車レース。桜、梅、菜の花、その他多の知らぬ花、新緑のパステルカラーの中をドラィブ。対向車も通らない完全な裏道。榛名の南麓の道、春雨の中を草津まで走る。

草津は、思い出したくもない、忘れたくもない思い出の土地だ。小学校のときのスキーに行って道に迷った話ではない。
高校時代、毎年夏休みがくるのが恐かった。最もきつい季節。強烈な太陽。立っているだけでも辛いのに、走りまわる。休みはない。負けたくはないので、休めない。クーラーの効いた教室で受験勉強でもしているほうがはるかに楽だ。
その季節の中でも最も苦しいイベント。毎年夏合宿をここでやっていた。目が覚めてから夜眠るまで、練習、練習、練習。グランドと宿舎が密接している。我々にとって最悪のロケーションともいえた。

ホテルに行く前に、その場所を探してみた。
グランドはそのままだが、宿舎は廃屋になっている。1,2年のころ泊まったプレハブの大部屋には「侵入禁止。カメラで監視しています」との貼り紙。本館の最上階は焼失している。 なんとなく噂は聞いていたが、出来過ぎなほど何かを象徴している。
もう10年前になるのか。まったくはなやかさのない、モノクロの時代だった。あ、今でも色気はないが、当時は強烈なコンストラストのある、跳んだ白と締まった黒のモノクロだったと思う。

草津に来たのは、記憶にあるだけで今回が8回目だが、中心部に来たのは初めてだ。伊香保とか熱海より好ましい雰囲気だな。
同僚(というか上司)のおじさん達と、酒飲んで散歩。品がよくて良い人ばかりで不思議なのだが、エンジニアってそうなのだろうか。

2005/04/17(日)

ツール・ド・草津出場。
スキー客がいなくなり、GWが始まる前の時期の、街をあげてのイベントのようだ。 温泉街のいたるところにスポーツサイクルが走っている光景は面白い。1000人以上の選手が参加する、結構なイベントだ。

我々のメンバーは、僕だけアンダー30だが、他の人たちはオーバー40。年齢ごとにエントリーするクラスは別れているが、この2つは同時刻のスタート。 一回り以上の歳の差。結構なハンデだ。勝利を義務付けられた勝負かもしれない。

レースは、温泉街を巡回する前半と、スキー場の入り口付近から頂上付近まで登っていく後半に別れる。すべて車道。
前半の温泉街巡回は追い越し禁止。沿道の声援に答えるデモンストレーションだ。子供やおばあちゃんが手を振ってくれ、晴れがましい。写真をとったり、おしゃべりをしながらのどかに漕ぐ。

本レースが始まると、頭の中は「自分を追い込め」「あと何km、何分くらい」という程度のことしか考えてない。約1時間ほどがんばって登ると、頂上につく。傾斜よりも、風がきつかった。 ゴールは森林限界の上、快晴であり気持ち良いが、雪山だ。薄着だったので寒かった。 レースの結果は、とりあえず職場のおじさん達よりは早かったが、詳しくはわからない。HPに出ているはずだが、今ネットが自由に見られない。誰か検索して教えてくれ。

レース後、温泉入ったのち、羽田を目指す。夕方から大分出張。 食事をとる暇もなく、ぎりぎりで間に合った。大分空港ってまわりには海しかないが、ご飯どうしよう。

しかしお昼には草津の山のてっぺんにいる人間に、夜には大分へ行かせ、しかもその目的は部活のOBみたいなことをやらせる為というのだから、会社というのもなかなかシュールな存在だ。 ついでに草津、別府の温泉のはしごでもしてやろうか。


大分空港の周辺は、知り尽くしているといっても良い。空港から徒歩15分くらいにあるこのラーメン屋が唯一、食事にありつけるところだ。ここが閉まっていたら、30分くらい先のコンビニまで歩くか、本当に別府行く羽目になるところだった。
九州ラーメンとして素直な味。

2005/04/18(月)

えーっと、僕は今酒が抜けきっていない状態でこれを書くのだが。まぁそういう支離滅裂なのもリアルタイム性があって良かろ。読者も多くないのだし。

僕が今ここにいる理由は、昨日も書いたようにまさに部活のOBとしての役割だが、それを命じた側、受け入れる側の間の意志疎通はあまりうまく行っていないらしく、若干の混乱が感じられた。 まぁ世の中そんなことのほうが多いのだろうと適当に勝手に判断して進めていったが、結果的には期待された程度のことはできたのだろうと自分たちでは判断している。教える相手がやる気のある新入社員だし苦労は少ない。

今日の夕ご飯は僕と同じ境遇にある人との酒席だったのだが、これも有意義だった。 実際の生産に携わる、僕の仕事に関係するが立場の違う人の生の意見を聞けた。こういうことを聞いて僕は何をすべきかというのが明確になった、と少なくても酒が抜けていない今はそう思っている。 具体的にどんなか、というのはその機微を書くのが難しいし、書いても立場の違う人たちにはまったく伝わらないだろうから書かないが。(僕自身もきっと忘れる)

で、今日一番書きたい出来事は、旧友との再会だ。
世の中の流れなんてあっというまで、ささいな人間関係など簡単に断ち切ってしまう。

2年前、2ヶ月ほどお世話になった人たちがいた。もういないのではないかと思っていたが、思った以上の多数に再会することが出来た。(上層部の混乱により、普通に考えれば無駄な時間と呼べる自由時間ができ、その間にじっくり探すことができた)
あぁ、もう素直に嬉しいね。ただ単純に再会できたことが嬉しいし、向こうが僕のことを覚えていてくれて、再会を過剰なまでに喜んでくれているのが嬉しい。 それ以外に説明のしようがない。具体的にわかりやすい得につながることは少ないが、切れたと思った、お互い忘れているのではないかと思った関係がもう一度つながった。もう「再会できて嬉しい」ってこと以外には、何だか、どう書いても正確でない感じがする。

2005/04/19(火)

旧友と食事しようかとも、別府にある行きつけの飲み屋にいこうかとも思っていたが、結局どちらも難しい。
迷っているうちに社食を食いそびれ、ラーメン屋にでも行こうと思った。が、スーパーへ入るとあまりにも魚が安い。えいひれ95円、ボラ299円→半額。ボラというと釣り人は捨ててしまうが、きれいな海のボラは実はけっこう旨いことを僕は知っている。 その他、タイやヒラメ、サバやカツオなどが1パック300円前後で売っている。
あぁ、もうこれは抗いがたい。またもや魚だ。


工場の周り、宿舎の周りは絵に描いたようなのどかな風景。わずか100mほどの通勤経路でも、あっという間にリラックスさせられる。小高いところからは水平線が見える。海はすぐそこだ。
いつもはモニターの前に座りっぱなし、延々と一人で考え込む時間だが、今日は一日中立ちっぱなし、大勢を前に大声をはりあげる。
生活としては、たまにこういう変化があるのは悪くない。

そういう人選んで採っているからなのかもしれないが、新人の人たちは皆素直で優秀だよな。 しゃべるなって言えばしゃべんないし、頑張れっていったら頑張るし。それってそうできるものでもないだろうと思う。
基本的にやる気ない人とか、斜に構えている人がいない。まぁ全体がやる気出している中では、斜に構えるのも難しそうではあるが。

2005/04/13(水)

自転車で大分行ったときは、直行したわけではないが数週間かかったし、その帰りに船を使った時だって1日半かかった。
飛行機はでたらめな早さだな。 18時に九州にいるのに、21時にはそのへんで飯食っているのだから。
初めて入った店だが、なかなかの味だった。空いているのが良い。


人間相手の仕事が終わった。
何だか完全に普段の日常から逸脱した、不思議な三日間だった。新人たちは皆本当に素直だな、というのが一番の印象。 明日からは再び日常だ。あぁ早く図面描かなきゃ。

2005/04/21(木)

今日は本当に食材がない。米すらない。 でも一食作ってしまった。どういうことなんだろうな。
トマトは缶詰の残り、ツナは残りではないが缶詰。根菜と乾物でサラダ。
そおそろ買い物に行けば良さそうなものだが、今買うとGW前に使いきるのが難しい気もする。


通常の生活に戻った。
定時までに約8時間、残業で4、5時間、12時間程度働いているわけだ。その間いろいろなことをやるわけでなく、大体一つか二つの作業に従事する。今日などは、ほぼ一日中図面を描いていた。
そりゃ眠たい時間だってあるが、自分ではそれなりに集中しているつもりでいる。しかし一日終わってみると、実はあまり進んでいなかったりする。

なんでなんだろうな。ただ描くだけなら、集中すれば1枚10分程度でかけると思うし、枚数だって20枚程度だ。今日描き始めたわけでもないし、12時間もあれば余裕で終わりそうなものだ。 ミスをなくすために何度も見直し、それで時間がかかっているということであればまぁいい。 だが作業しているように見えて、数時間ただ単に迷っているだけ、なんてことになってないだろうか。

2005/04/22(金)

友人と会食。実家そばの、ミネストローネがおいしくて料理がなかなか出てこないパスタ屋にて。
地中海風の魚介類をトマトソースで煮れば、イタリア料理と呼んでいいようだ。にんにく、オリーブ、香菜があればなお良し。

2週間前の友人に続き、今回も冬にあって春に会うペース。年間4回程の邂逅。10年間で40回会う計算。両人とも僕の人間関係の中で結構重要だが、同じ職場の人なら2ヶ月間で達成する数字だ。
この二人は、音楽で稼ぎを出しているという共通点がある。当然一緒に飯食っていると、音楽の話題がでてくるが、音楽についての知識と関心が欠落している僕が(音楽:空気の振動で作られた信号、という程度の認識)、彼らに対して何を話しているのだろう。不思議なところだ。


午前中は会社で図面描いて、午後は幕張メッセでショー見学。その後先週末乗り捨てておいた自転車取りに実家へ帰る。移動の多い一週間だった。

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